静岡県立大学ジャーナリズム学内特別講座（全10回）第1回「リスクとリスクコミュニケーション―食品と環境を中心に」 4月24日（木）
盛況のうちに終了しました。多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。
（クリックすると、
ちらしPDFが開きます）
開講のお知らせ
静岡県立大学では昨年、市民の皆様を対象とするジャーナリズム公開講座を開設、大好評のもとに第1期を終了いたしましたが、それを受ける形で4月より学内でもジャーナリズム講座（月1回）を開講するはこびとなりました。目指す目標は「ジャーナリズムの向上による民主主義の成熟」です。
納税者を国家社会の主人公とする民主主義のシステムにおいては、納税者（国民）の代表である国会、ジャーナリズム、アカデミズム（シンクタンクを含む）が専門的知見によって政府の動向を不断に検証し、ときには助ける営みが不可欠です。その中心は、自らを含む納税者の代表をも検証できるジャーナリズムであることは言うまでもありません。
残念なことに、日本にはそうしたジャーナリズムの位置づけすら希薄で、とりわけ専門知識が問われる安全保障、危機管理、原子力、ITなどの科学分野においては、充分な検証能力を備えていない印象さえあります。
そんな日本の現状を打開し、日本と静岡の安全と繁栄を確かなものにしたい。それが、ジャーナリズム講座をスタートさせるねらいです。
今年度は、西澤真理子（リスク・コミュニケーション）、柴山哲也（日米ジャーナリズムの歴史的比較研究）、小川和久（軍事情報とジャーナリズム）の3講師が登壇します。
公立大学法人 静岡県立大学 学長 木苗直秀
静岡県立大学では昨年、市民の皆様を対象とするジャーナリズム公開講座を開設、大好評のもとに第1期を終了いたしましたが、それを受ける形で4月より学内でもジャーナリズム講座（月1回）を開講するはこびとなりました。目指す目標は「ジャーナリズムの向上による民主主義の成熟」です。
納税者を国家社会の主人公とする民主主義のシステムにおいては、納税者（国民）の代表である国会、ジャーナリズム、アカデミズム（シンクタンクを含む）が専門的知見によって政府の動向を不断に検証し、ときには助ける営みが不可欠です。その中心は、自らを含む納税者の代表をも検証できるジャーナリズムであることは言うまでもありません。
残念なことに、日本にはそうしたジャーナリズムの位置づけすら希薄で、とりわけ専門知識が問われる安全保障、危機管理、原子力、ITなどの科学分野においては、充分な検証能力を備えていない印象さえあります。
そんな日本の現状を打開し、日本と静岡の安全と繁栄を確かなものにしたい。それが、ジャーナリズム講座をスタートさせるねらいです。
今年度は、西澤真理子（リスク・コミュニケーション）、柴山哲也（日米ジャーナリズムの歴史的比較研究）、小川和久（軍事情報とジャーナリズム）の3講師が登壇します。
公立大学法人 静岡県立大学 学長 木苗直秀
| 第1回学内特別講座 | 「リスクとリスクコミュニケーション―食品と環境を中心に」 講師：西澤真理子博士（リテラジャパン代表） 日時：2014年 4月24日（木）10：40〜12：10 会場：静岡県立大学国際関係学部棟 3106講義室 定員：先着50名 |
| 全10回講義予定（敬称略） | 第1回／4月24日（木）第2時限 谷田3106 西澤真理子（リテラジャパン代表） 「リスクとリスクコミュニケーション―食品と環境を中心に」 第2回／5月30日（金）第2時限 谷田2109 西澤「日本に科学ジャーナリズムはあるか」 第3回／6月27日（金）第4時限 谷田3215 柴山哲也（立命館大学客員教授） 「事実発掘からスタートした米国、噂話の瓦版からスタートした日本」 第4回／7月18日（金）第2時限 谷田2109 西澤「科学者によるリスクコミュニケーションは可能か」 第5回／9月26日（金）第4時限 谷田3110 柴山「ジャーナリズムはなぜ第4の権力か―ベトナム戦争報道などから考える」 第6回／10月31日（金）第2時限 谷田2109 西澤「企業のリスクコミュニケーションの問題」 第7回／11月28日（金）第4時限（講義室は調整中） 柴山「調査報道の米国、発表記事の日本」 第8回／12月12日（金）第2時限 谷田2109 小川和久（静岡県立大学特任教授） 「同じようで違う、スパイとジャーナリスト」 第9回／1月30日（金）第2時限 谷田2109 小川「軍事報道の読み方」 第10回／2月27日（金）第2時限 谷田2109 小川「あなたは日本の防衛力を知っていますか」 |
| 参加料 | 無料 |
| お問合せ先 | グローバル地域センター特任助教 西 恭之 E-mail：nishi（ここに@を入れて下さい）u-shizuoka-ken.ac.jp |
PDFファイルをご覧になるためには、AdobeReader® が必要です。パソコンにインストールされていない方は右のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。